2017/01/09
YahooIDの乗っ取り
同盟員の方がYahooIDの乗っ取り被害に遭いました。
YahooIDを乗っ取られると、このIDを利用した様々な被害が想定されます。
このブログを見て下さる方の多くはブラウザゲーム 戦国IXA で被害について気になるのではないでしょうか。
IXAを標的にしてYahooIDを乗っ取られると、せっかく育てたカードを勝手に売却され、その銅銭が業者のアカウントへと集められてしまいます。
同じスクエニのゲームでDQ10などもYahooIDを利用するのでこちらもRMTの種銭にされかねません。
より直接的に、ヤフオクなどで金銭被害が発生することも多いに考えられます。
これら全てが同時に起こるかもしれません。
当サイトは戦国IXAの情報を扱ったブログですので、YahooIDを乗っ取られた際の、Yahooへの連絡の取り方と、スクエニへの連絡の取り方、そしてまずは無事なうちに身を守る方法についてお伝えできればと思います。
アカウントの守り方
YahooIDを守る方法がいくつかあります。
それらを簡単に紹介したいと思います。
まずは打てる手を打っておくのが大事です。
ワンタイムパスワード
ワンタイムパスワードは手間ではありますが、確実性が高く有効な方法だと思います。
これはYahooへログインをする際に、登録しておいた携帯などに届くメールにパスワードが記載されていて、それを入力しないといけない、というものです。
犯人がYahooのIDとパスワードを入力しても、さらにこの手順を踏まないといけず、メールは自分の手元の携帯などに届くためにかなり有効な防御方法になります。
ワンタイムパスワードの説明と設定はこちらから
http://id.yahoo.co.jp/security/otp.html
シークレットID
Yahooを利用するためのIDというのは、様々なところに表示され他人に知られる可能性があるものです。
例えばヤフオクなどでも突き詰めていくと利用者のIDを知ることは簡単です。
IDが判ればあとはパスワードさえクリアしてしまえば乗っ取られてしまいます。
シークレットIDというのは、ログインするためだけのIDです。
アカウントの名前代わりともいえるいわゆるIDとは違い、どこにも表示されずログインするためだけにしか使わないのでもう一つのパスワードを設定しているようなものです。
こちらも設定しておくと、さらにアカウントが守られるかと思います。
シークレットIDの説明と設定はこちらから
http://id.yahoo.co.jp/security/secret_id.html
ログイン履歴
ログイン履歴を小まめに確認する癖を付けましょう。
普段使っていないパソコンやスマートフォン、いつもと違うIPからログインの試みや接続が見つかる場合があるかもしれません。
そういう時は念のためパスワードを更に難解なものに変更したりという警戒・自衛をすることもできます。
ログイン履歴の説明と確認はこちらから
http://id.yahoo.co.jp/security/login_history.html
乗っ取られてしまったら
IXAプレイヤー的には二段階の作業が必要になります。
- まずはYahooへログインできるようにする
- IXAの被害状況を確認し対応する
Yahooとスクエニと二段階での手続きが必要になっていきます。
まずはYahooです。
Yahooへログインできるようにする
まず異変に気付くのは、入れるはずのIDとパスワードが間違ってますと言われてしまう時かと思います。
この際、まずはパスワードの再設定の手続きを始め、登録しているメールアドレスへ手順ののった自動応答メールを送信してもらうところから試みましょう。
ここで無事に再設定ができればYahooへのログインができるので、すぐに前述の防衛策をとっていきましょう。
登録しているメールアドレスが変更されたりして、パスワードの再設定ができない場合はいよいよYahooへ通報して対応してもらうことになります。
しかしYahooのヘルプセンターは本当に判りづらく、この問題を受け付ける窓口へ到達することが困難です。
直接URLを記載するので開いて見て下さい。
http://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/a_id/106233/p/544/related/1
このページの一番下にある「解決しない場合は…」にある「お問い合わせへ」をクリックします。
その後に出てくるページで「次へ」を押します。
更に次のページの下部にあるテキストフォームに、直接現在の状況を記載しましょう。
その後、指示にしたがっていくことで直接通報することができるようです。
経験者の話を伝え聞くと、Yahooの対応は決して遅くはないようです。
何日も待たされるということは無いように聞きます。
ケースバイケースだとは思うので、必ずすぐに対応してもらえるとも限らないところですが。
さて、Yahooへのログインが可能になったらすぐに被害状況を確認しつつ、前述のワンタイムパスやシークレットIDの設定をしましょう。
IXAの被害は基本シンプルです。
- 手持ちの高価なカードが勝手に売却されている
- その銅銭であり得ない高額入札をしていらないカードを落札している
こうしてRMT業者が銅銭を集めているわけです。
特にカードに被害がなかればIXAに関してはセーフです。
その他のYahoo上のサービス(他のゲームやヤフオクなど)の被害を確認しましょう。
残念なことにIXAで被害があった場合にはスクエニに通報し、対応をお願いすることになるでしょう。
IXA運営に対応をお願いする
IXA上の被害が明らかになったら、運営へ対応をお願いすることになります。
IXAのトップページからゲームスタートではなく「マイページ」をクリックします。
出てきたページで「サポートセンター」をクリックします。
問い合わせフォームが出てくるので、例えば
お問い合わせ項目1 : ゲーム/コンテンツ内容
お問い合わせ項目2 : 武将カードが消失した
お問い合わせ内容 : 不正アクセスされました
として、次へを押します。
※不正アクセスによる被害の問い合わせについて上記が正しいかどうかは判りません。通報者各人の判断で適宜お願いします。
上記の場合、
関連するサポート情報が見つかりませんでした。
「次へ進む」を押してください。
と出るので言われたとおりにします。
次に現れる画面で、メールによるサポートのみが選択できるので、「メールサポートはこちらから」を選択します。
次に現れる画面で消失したカードについての情報を入力し、送信。
対応を待ちましょう。
連絡の取れるメールアドレスを必ず記すようにしましょう。
後は運営の対応次第ですが、概ね失われたカードは戻ってくるようです。
こういった対応は1度まで、という話も聞きます。
ワンタイムパスやシークレットIDなどで自衛せずにいたせいで、再び被害にあっても運営は対処してくれないかもしれない、ということです。
必ずパスワードの変更やこれらの対策をしておきましょう。
おわりに
筆者が被害にあったわけではなく、本記事は体験に基づいたものではありません。
そのため、記事中に誤認や誤解があるかもしれません。
訂正させて頂きますので、ご指摘頂ける方からのコメントお待ちしております。
同盟員に被害が出て、以前自分が所属していた同盟でも被害に遭われた方がいたりと、決して希なこととも言い切れないので今回このような記事を作成致しました。