2017/01/09
嫌いじゃないラインナップ
目次
毎度恒例(このブログ内という狭い世界で)の次章大殿予想です。
といっても、15章の大殿は同盟の陣で既に発表済みなので、前回同様に内容予想をしてみたいと思います。
今回は(普段も割とそうですが普段以上に)活躍年代バラバラのラインナップにいるので、比較用の目安年齢みたいなものは省いていきたいと思います。
かわりに主に活躍した地方を記したいと思います。
足利義輝(山城国・京都府)
既存カード
極 2010
過去カード 傾向
剣豪
一言
とうとう出ました、一部で人気の剣豪将軍様です。
弟で最後(15代)の室町幕府の将軍、足利義昭は記念すべき第一期の天でしたが、兄で13代の義輝もいよいよ大殿化とあいなりました。
何しろ剣豪エピソードに事書かない人なので、素直に考えれば剣豪的なカードになると思うのですが。また、高橋プロデューサーがイベントで足利義輝と北条早雲はすごいカードになる、という趣旨の発言をされていたので、なんと言っても室町将軍ということもあるので恐らく「覇」で、壊れ性能が予想されるカードになりそうです。
北条早雲(伊豆国~相模国・静岡県伊豆~神奈川県)
既存カード
S極 2701
P極 2910
過去カード 傾向
速度
一言
戦国黎明期のスターの一人です。斎藤道三などと共に下剋上の代表とされることが多いです。以前は油売りなんて言われてたこともありますが(2017/12/16 12:35訂正)以前は浪人などと言われてましたが、最近では幕府の役人と言われていたり。
早雲の代には伊豆~相模国あたりを手中に収め、五代で関東一帯を治めることになる後北条氏の礎を築きました。
既存カードがシクレ極とプラチナ極の二種という、まさにスターらしいラインナップ。満を持しての大殿化です。前述の足利義輝同様、高橋プロデューサーがすごいカードになると仰っていますが、こちらは「覇」とは言えないかな。孫の氏康は関東一帯を支配して覇になっていましたが、早雲はそこまでとは言えないですし。
既存カードのような単なる速度というわけでは無いでしょうか。北条早雲と言えば奇襲のイメージも強いので、その辺が表現されたようなカードになると楽しそうです。
尼子経久(出雲国・島根県)
既存カード
S極 2732
過去カード 傾向
全攻(兵法成長3)
一言
11章で尼子氏として初めて大殿となった晴久の祖父で、尼子氏の全盛期を作り出した。個人的に尼子が11章まで大殿化してなかったのはどうかと思ってました。あと大内も。
経久は謀聖とも呼ばれた謀略に長けた将で、また前述の早雲や斎藤道三などとともに、下剋上の典型ともされます。
出雲(島根)を本拠としているが、全盛期は中国地方の大きな範囲を治めていたスゴイ人です。
何しろ謀略に長けているというくらいなので、兵法成長3はかたいのでは無いでしょうか。さすがに3.5は無いと思いますが……。
この人は攻防もありそうですね。
安東愛季(出羽国北部・秋田県)
既存カード
特 3224
上 4026
過去カード 傾向
全速(夜だけ)
弓攻
一言
まさかの大殿化、あんどうさんです。出羽国は現在と秋田県~山形県にまたがるような国ですが、北部の方を本拠にしていました。また、後々苗字を秋田に変更しています。
既に大殿化済の南部晴政と戦ったりしている北方の雄の一人です。
特から極を経ずに大殿へとジャンプアップとなりました。
蝦夷交易なども行っていたので、そういった面が特殊なスキルとしてカード化されるか、それとも東北の広大な土地を駆け回る奥州大名らしい速度カードになるか。
蒲生氏郷(陸奥国会津・福島県)
既存カード
極 2027
極 2131
P極 2952
序 5050
過去カード 傾向
槍馬砲攻・全攻・銅銭・砲防
一言
近江国蒲生郡に六角氏の家臣の子として生まれ、その後信長、秀吉に仕え大きく評価され、最大の所領を得たのが会津でした。政権の伊達政宗(&東北諸氏)の監視役という役割。妻は信長の娘の冬姫で秀吉からは豊臣姓も賜りました。
将としても才覚を認められていましたが、洗礼をうけたキリシタン大名であったり、茶の湯に通じ、利休七哲の一人にして筆頭と言われている、ザ・文武両道です。
IXA的にはキリシタン系には何故か縁の深い銅銭スキルの武功浄財とともに語られることが多いですが、果たして銅銭スキル大殿になることはあるのでしょうか……。
また、主への祈り対応も期待できるので、復刻如水や大友宗麟などと合わせたりしたくなる人もいるのではないでしょうか。
本願寺顕如(摂津国・大阪府 / 能登国・石川県)
既存カード
極 2119
極 2195
特 3010
過去カード 傾向
全攻(速度マイナス)・槍弓馬防・砲防
一言
有力大名並の力を持っていた石山本願寺のトップです。何と言っても石山合戦は信長を持ってしても10年の歳月を費やすこととなった激戦です。また、顕如の指示で全国の一向宗が立ち上がったりと、その影響力は多大なものがありました。個人的には大殿化は遅かったくらいです。
最新カードは槍弓馬防になっていますが、やはり本願寺勢力と言えば鉄砲隊のイメージが強いです。そして堅牢な本願寺(後の大阪城)と合わせた防御力。信徒の数によって力が強くなる、ということで……砲器対応の防天氏政のようなスキルになるのではないかと予想してみますが、どうでしょうか?
ところで来期の大殿ラインナップに豊臣秀頼さんがいるので……大阪かぶるんですけど。というわけで、もしかしたらこちらは能登~加賀(石川県)の方の一向宗勢力ということになるのでしょうか。
小田氏治(常陸国南部・茨城県南部)
既存カード
極 2184
序 5133
過去カード 傾向
槍砲器防(HP減少抑制)・破壊
一言
フェニックス氏治さん、序から突然極になったかと思ったら、その次は大殿でした。すごい。
常陸国で佐竹義重の父義昭や、上杉謙信等と戦い、負けて城を奪われては取り返し、奪われては取り返しを延々繰り返した生涯はよく不死鳥などと称されます。小田原征伐に参加せず、豊臣方の佐竹と戦っていたため領地を奪われ、大名としては滅びましたが、娘が家康の次男(結城秀康)に嫁いでいたため、割と穏やかな晩年を過ごして天寿を全うしたようです。よかったね。
極では槍砲器防でかつHP減少を抑制するその名も「不死鳥」でしたが、何かこの系統の上位互換スキルになるのでしょうか?
村上義清(信濃国・長野県)
既存カード
P極 2909
上 4014
過去カード 傾向
槍器防・馬防
一言
北信濃(長野県北部)の村上義清といえば、イケイケの武田晴信(信玄)の侵攻を二度も退けたことなので有名。逆に、信玄に興味無い人にはあまり知られてない感もありそう……。
最終的には武田に北信濃を奪われ、上杉謙信を頼る。北信濃(川中島)合戦の上杉方の大義となりました。結局ダメだったけど。でも、武田氏滅亡後にちゃっかり北信濃に帰ってきたよ。
武田が村上に大敗した砥石城の攻防は、負けた武田視点の「砥石崩れ」が有名ですが、負かした村上からすると「砥石崩し」にでもなるんでしょうか。この辺のエピソードを加味すると、槍弓馬防+破壊とかでしょうか。
また、槍衾戦法でも有名なので、槍は絶対外せなさそう。
松永久秀(大和国・奈良県)
既存カード
P極 2921
極 2091
特 3027
過去カード 傾向
全防(兵士被害増大)・防御側HP減少攻撃
一言
三好長慶の重臣で重く用いられ、その後信長に仕え三度裏切って最後は爆死の派手な人生、と言われたり創作だったり。最近では三好長慶には最後まで仕えていたとか、将軍義輝暗殺の首謀者では無かったとか、平蜘蛛と爆死は創作とか、エッジの効いたエピソードが否定され気味。でも、面白い方が残るよね。実は内藤如安の叔父。
既存カードも普通の攻防カードは無く、癖のあるものなのでいよいよ大殿化される次章はどうなるか。
長宗我部盛親(土佐国・高知県)
既存カード
天 1074
P極 2932
極 2108
特 3089
過去カード 傾向
槍馬防・槍砲攻・槍弓馬攻・弓防
一言
次章唯一の、再登板大殿。っていうか、なんで盛親が再登板? どうせ11人入れ替えるなら、全員入れ替えれば良いのに。長宗我部から出したいなら、国親とかにすれば良いのに。なんかこう選考の中途半端感を(個人的に)感じる人。ほんと、なぜ一人だけ再登板なのか……。
過去には天、プラチナ極、通常極、特と満遍なく出ており、序や上が無いことからも雑魚感は無い人ですね。大阪の陣でも頑張りましたが、結局お家再興はならずでした;-;
以前の天は槍馬防でしたが、攻撃のイメージももちろんあるので、変な小細工付きというよりかは、普通に強力なカードになるのかな、というイメージです。
相良義陽(肥後国・熊本県)
既存カード
特 3267
過去カード 傾向
槍馬防
一言
特からまさかの大殿化。え? この人大名だったの? どこの? みたいな人もいそうですが、肥後国の歴とした大名ですはい。配下の深水長智が極になった時点で、さすがに極にそろそろなるか? と思っていたらまさかの天でした。
九州のチート島津家と大友家の間で揺れ動き、結局島津家に服することになります。しかし親友の甲斐宗運は大友方の将。俺たちズッ友で絶対合戦しないでおこうね、という約束の証文を焼き、出陣して自ら命を絶つかの合戦をしました。
特のカードとしては、素材としても使い勝手の良い槍馬防でしたが、天となってどんな性能になるのでしょう。イマイチこれ! というイメージがわかないので、なんか無難な感じになるんじゃないでしょうか(投げやり)
豊臣秀頼(摂津国・大阪府)
既存カード
極 2030
過去カード 傾向
弓砲器防
一言
天下人豊臣秀吉の跡取りにして豊家二代目。家康に難癖つけられて滅ぼされましたが、家康が秀頼のオーラにびびって生かしておけぬと思ったとかなんとか、以前は愚鈍な二代目という扱いが多かったのが最近では才覚溢れた若者だったというような評価が増えている気がします。
当然大阪を本拠にするのでしょうが、来期は顕如さんと本拠地被りしてますね……。秀頼さんが他にいくことはないと思うので大阪確定でしょうけれど。
また、なんといっても天下人ですから「覇」になると信じています。いやあ、そこはね、このラインナップで秀頼が覇じゃなかったらね、どうするのよっていう……。
かつての極カードでは弓砲器防でしたが、どのようなカードになるでしょうか。大阪城にずっといたわけで、攻撃のイメージはないですからやはり防御カードになるのではないかと思うのですが。
まとめ
同盟の陣で発表された上記ラインナップは「予定」とはされていましたが、果たして変更はあるのでしょうか。高橋プロデューサーは「華がないように見えるかもしれないが,個性のあるものにしたかった」と仰っていましたが、個人的にこのラインナップは嫌いじゃないです。
マイナー大名を少しずつ入れていくのにも限界ありますし、10期に1回くらい(5年に1度ってことですしね)マイナー大名だらけの回があっても、知見を広める良い機会として楽しめるのがゲームの良いところかな、とも思ったり。
そして大殿ラインナップ以外の、システムについての発表も待たれます。
特に同盟員の人数について……ほんと、わかってますよね運営さん。お願いしますよ(*´ρ`*)
コメント
油売りだったと言われるのは斉藤道三、
伊勢氏素浪人だった思われてたのが北条早雲
by 匿名 2017年12月16日 01:56
>匿名さん
ツッコミありがとうございます!
寝ぼけていたようです。早速訂正致しました!
by ほげたほげぞう 2017年12月16日 12:33